うふふ、この鈍く光る銀の体があなた達の墓標になったというわけね

あっそう、好きにしていいのね？

よいしょ、っと

徹底した管理がお好み？なら、私の得意分野よ

マスター

パーンチ

これよ、これ

メカエリ、パーンチ！ そう。これよ、これ。これが本来の私。チェイテ城を守る、鋼鉄の守護神なの。やっと満足のいく性能になったわ、マスター。ここまで来たら、私たちは共犯よ。強いサーヴァントが欲しいのでしょう？ なら、最後まで私を鍛えてね

うふふっふ

誤解しないでほしいのだけど、以前、私の美意識について語ったけれど、だからと言ってあなたに機会になれ、と言っているのではありません。むしろ、そのままでいなさい。いいですね？

1号機を選ばなかったのね。私が言うのもなんだけど、ゲテモノ好き？…それとも趣味がレトロなのかしら？うふふ、バーカ！

うふっふ…あなたが物好きな人間だったように、私も悪趣味なロボだったみたい。お互い違うことが、私たち親愛のパラメータ。鋼鉄の竜として、私が壊れるまで、あなたを満足させてあげる

バーカ！

エリザベート・バートリーが私のコピー元であることは、理解しているわ。あのよくわからない知性体の喜怒哀楽が私にも生かされている。でも、私には悩みも願いもない。受け継いだのは領地を支配する。という責務だけ。鉄の体になった時に老いへの恐怖が無くなったからかしらね

私を選んだの？逆張りが好きなのか？ただのゲテモノ好きなのか？どちらにせよ。愚か者なのは確かなようね。馬鹿な人間は好きよ。扱いやすいから

いいわ

いいわ。あったらほしいくらい。

うふふ、バーカ！

好きだわ、私

好きなものは領地の支配よ。その手段として、戦闘は嫌いじゃないわ。逃げ惑う的を追い詰めるのは、興奮するもの

となると、不思議ね。

でも

鋼鉄の花嫁、フランケンシュタイン。残念ね。あんなボディでは、戦闘機として失格よ。でも、あのツノは悪くないわね

安心して

あなたが有益なうちは、一緒にいてあげる。安心して！これでも人間の情、というものを学習しているのよ