侵略の対価は高くつくぞ？

我が槍は残忍だぞ！

では、鏖(みなごろし)である

応！

出るぞ！

突き砕く！

供物は天高く掲げるべし！

ふっはっはっはっはっはっは！！

ぬん！

いざ！

腹を開けい！

不信心者！

ぐううううっ！

地獄の具現こそ、不徳の報いに相応しい！『串刺城塞(カズィクル・ベイ)』！

うぐっ！

遂に……我が身を捧げる時が……！

妻よ……そなたに、救いを……

神の愛を知らぬ者に、我が魂は傷つけられぬ！

我が槍が貴様の墓標。しばし鴉どもと楽しんでいけ！

良い供物だ……。感謝する

サーヴァント・ランサー。ヴラド三世である。友よ。あらゆる不徳、すべての不義を糾す戦いを始めよう

勝利を重ねるほど鎧は重みを増していくものだ。栄光と罪業によってな……

一度始めた戦いだ。そうたやすく終わるものではあるまい

この姿こそ我が父の遺産。国を守るために人身を捨てた、ドラクルの擬態である

凍えるような夜だな、マスター。こう寒くては侵略者共も動くまい。今はしばし……静寂に浸るとしよう