くだらない宿業だ、命を懸けるほどのものか？

お前が望むなら、それに応えるべきだろう

細かすぎるとは思うが

念には念だ。悪く思え

いよいよか、行くぞ

ああ

承知した

問題無い

命令とあらば

ぐぁぁああ！

ふっ

はっ

せえっ！

遅い！

頭上注意だ、悪く思え

小手調べと行くか

おおおっ！

梵天よ、我を呪え（ブラフマーストラ・クンダーラ）！

武器など前座。真の英雄は眼で殺す

言葉は無粋、その天命に決別しろ

神々の王の慈悲を知れ。絶滅とは是、この一刺し。インドラよ、刮目しろ。焼き尽くせ、『日輪よ、死に随え』！ ……是非もなし

スーリヤよ、ご照覧あれ。もはや戦場に呵責なし。我が父よ、許したまえ。空前絶後、『日輪よ、死に随え』！

いかんな……

ぐっ

まだ、倒れるわけには……！ ぐっ……

これもまた、因果か……

悪く思うな、ここまでだ

オレが上回っただけだ。貴様が気にすることではない

サーヴァント、ランサー。真名、カルナ。宜しく頼む

少し満たされたようだ

成程、こういうものか

ふむ、これは中々

オレは恵まれているな。ここまで信頼され、貴重な宝を預けてもらえるのだ。もしや、英霊の中でも最高の幸運度ではないだろうか

言葉がない、とはこういうことだったのか。ありがとう、マスター。この胸の昂りがある限り、我が槍に敗北はないぞ

なんだ？ その行動に何か意味はあるのか？

悪いが、つまらんぞ。いや、すまない。オレが悪いのであってお前が悪いわけではない

お前もなかなか奇矯なマスターだな。いや、気にするな。お前の指示が不足したことは無い。存分に使うがいい

何かあったのか？ オレで解消出来る程度のストレスならそれに越したことは無いが。さて、しかしオレなどに解消できる悩みなどあるのだろうか

かつて、とあるマスターに言われてな。オレは一言多いのではなく、少ないのだと。爾来、なんとかしようと思っているのだが、なんとかなっているか？ ……そうか……そうか

マスター、出不精も程々にな

お前が命ずるなら、オレはそうするだけだ

魔力の供給により、オレ達は生きる事が出来る

あの男と肩を並べる、か。頼もしいと思う反面、抑えきれない葛藤もある。こんな気持ちは初めてだ。ともあれ、かつて母が願った理想がここにある。しばらく見定めてみよう

黄金の男か。尊大さに限りはなく、決断に緩みもないようだ。オレの趣味ではないが、王としての在り方は認めるほかない。さぞ強い国、強い民を率いたのだろう。そこは少し、羨ましくはある

オレはガネーシャ神とは縁無い男だったが、カルデアのガネーシャ神には、とても気が魅かれる。手のかかる姉のような。放っておけない友人のような。大切な、誰かのような……ふ、もしそうだとしたら、これほど嬉しい事もない

好ましいもの…か。友情、努力、和解……どれも素晴らしいものだ。そう思わないか？

嫌いではないのだが、コミュニケーションというものは苦手だ。人は言葉で分かり合えるのだろうか

聖杯に興味はない。だが、お前が取りたいならば、話は別だ

何かあるらしいぞ。見えるか？

生誕の日か、祝い事だな

託された全ての力を持って、オレは為すべきことを為そう。だが、そのために欠かせぬ物がある。見ていてくれ、マスター。オレにはお前が必要だ

姿は変わったが、そこは重要ではない。燃え上がるオレの闘志こそが、この霊衣の本質だ。なにしろ、託された物の重みが違う。…む、呼び名をどうすればいいか、だと？…フ、それは悩むに及ばない。ガネーシャ神が付けてくれた。気軽に『スーパーカルナ』と呼んでほしい

全てを差し出す時だ。貴様も、オレも

死にゆく定めしか選べないとは、度し難い

細かすぎるとは思うが

念には念だ。悪く思え

いよいよか、行くぞ

良かろう

合意する

仔細無し

天衣無縫、大胆不敵

残すものはない。燃え尽きる時だ

ふっ

はっ

せえっ！

遅い！

頭上注意だ、悪く思え

小手調べと行くか

おおおっ！

梵天よ、我を呪え（ブラフマーストラ・クンダーラ）！

神眼を持って応じよう。貴様を見抜き、そして射貫く！

瞠目に値する。素晴らしいな、我が敵よ！

ぐっ……よかろう

ぐっ

ここが、限界か…不甲斐無い男で、すまない…

待っていろ…あと百年、鍛錬してくる…

当然だ。勝つべき思いが、こちらにはある

さて、いつ返すべきか