本当の俺を分からせてやる。後悔しても知らないからね。ふふ、どうした？唐突だな。俺がこんな状態だから、心配しているのか？あ、眠ってしまったのか？いや、体調不良などではないのだかな。少々体がだるい。俺はここでの復興作業が終わったら本土へ戻ることになるだろう。そうしたらお前と離れることになる。すまない。違う。俺はお前のことが…お前が好きだよ、愛してる。自分で思っている以上にお前のことを大切に思っていたようだ。今日は店に泊まるか？どうした？顔が赤いぞ。

俺にお前を守らせてくれよ。

お前が好きだ。

それでも俺は出来る限りで、お前の支えでありたいと思う。

いいか？お前が怪我をしたら、お前を好きな奴が悲しむんだからな。だから危ないことはするな！俺はお前を守りたいんだ。

お前が社長とベタベタしているのは、はっきり言ってすごく面白くない。だからな、あの人と過ごしたらその5000倍は俺様の相手をしろ。こうしていると気分が落ち着くんだよ。お前、いい匂いだよなぁ。

分かっている。お前は家族としてあの人が大切なんだって、分かっているから引き離す気はない。だがな、寛容な俺様にも許せることと許せないことっていうのがあるんだよ。