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我が背にあるは国なり。尊き民なり。守らねばならぬ、人々の幸福なり! 不当なる侵奪者たちよ、退け! 『侵奪怺えぬ拒絶の王国(ナヒン・デーンゲー)』!
我が背にあるは国なり。尊き民なり。守らねばならぬ、人々の幸福なり! 不当なる侵奪者たちよ、退け! 『侵奪怺えぬ拒絶の王国(ナヒン・デーンゲー)』!
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私は忘れぬ。民の思いを、託された怒りを。其は拒絶の壁にして剣。何者にも踏み越えられぬ決意と知れ! 『侵奪怺えぬ拒絶の王国(ナヒン・デーンゲー)』!
私は忘れぬ。民の思いを、託された怒りを。其は拒絶の壁にして剣。何者にも踏み越えられぬ決意と知れ! 『侵奪怺えぬ拒絶の王国(ナヒン・デーンゲー)』!
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紡がれし歴史、営みの記憶、誇りの母胎……ああ、それらが理不尽に奪われることを、私は——決して許しはしない! 我が王国よ、在れ!
紡がれし歴史、営みの記憶、誇りの母胎……ああ、それらが理不尽に奪われることを、私は——決して許しはしない! 我が王国よ、在れ!
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私はジャーンシーの王妃(ラーニー)、ラクシュミー・バーイー。この度は女神の加護と共に現界した。理不尽なる侵略に抵抗するためなら、いくらでも力を貸そう。
私はジャーンシーの王妃(ラーニー)、ラクシュミー・バーイー。この度は女神の加護と共に現界した。理不尽なる侵略に抵抗するためなら、いくらでも力を貸そう。
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姿が変わったな。悪くはないだろう。将の姿一つで、味方の士気が上下することもある。……ただ、なかなか威厳が出ないのが昔からの悩みなのだ。……その、どうだ?ちゃんと将らしく見えているか?
姿が変わったな。悪くはないだろう。将の姿一つで、味方の士気が上下することもある。……ただ、なかなか威厳が出ないのが昔からの悩みなのだ。……その、どうだ?ちゃんと将らしく見えているか?
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30
また、なのか?補給は重要な部隊から優先して行うものだぞ。これが大局的な計画に基づいてのものならいいが、そうでないのならば……補給論についての指導の時間だ
また、なのか?補給は重要な部隊から優先して行うものだぞ。これが大局的な計画に基づいてのものならいいが、そうでないのならば……補給論についての指導の時間だ
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31
女神の神核を励起させた。これで出力は増すはずだが、その代わりに……いや、今から言っても仕方のない事か。とにかく、これまで通り私一人に頼るような戦い方はしないようにな。……何が起こるか分からない
女神の神核を励起させた。これで出力は増すはずだが、その代わりに……いや、今から言っても仕方のない事か。とにかく、これまで通り私一人に頼るような戦い方はしないようにな。……何が起こるか分からない
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32
どうやら貴殿の望む姿に辿り着けたようだな。私は結局、反乱に失敗して命を落とした人間だ。何のために呼ばれたのか、考えることもあった。むしろ不吉なだけではないかとな。だが、違うのかもしれない。これは、私が得られなかった勝利をつかむ機会を誰かがもう一度与えてくれたということなのかもしれない。だから、もう一度ここに誓おう。私は守るべき何かが理不尽に奪われることを決して認めはしない。共に取り戻そう、マスター
どうやら貴殿の望む姿に辿り着けたようだな。私は結局、反乱に失敗して命を落とした人間だ。何のために呼ばれたのか、考えることもあった。むしろ不吉なだけではないかとな。だが、違うのかもしれない。これは、私が得られなかった勝利をつかむ機会を誰かがもう一度与えてくれたということなのかもしれない。だから、もう一度ここに誓おう。私は守るべき何かが理不尽に奪われることを決して認めはしない。共に取り戻そう、マスター
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指揮官の間違った号令一つで部隊全体が壊滅することもある。サーヴァントの身ではあるが、そのような命令にははっきりと異を唱えさせてもらうぞ
指揮官の間違った号令一つで部隊全体が壊滅することもある。サーヴァントの身ではあるが、そのような命令にははっきりと異を唱えさせてもらうぞ
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一つだけ言っておきたい。私に頼るのはやめてほしい。力は尽くすし、負けるつもりもないが、それでも私はどこかで致命的な失敗をしてしまう可能性がある。その時に、私だけに頼っていたせいで全てが終わってしまわないように、危機管理はしておいてくれ、という話だ
一つだけ言っておきたい。私に頼るのはやめてほしい。力は尽くすし、負けるつもりもないが、それでも私はどこかで致命的な失敗をしてしまう可能性がある。その時に、私だけに頼っていたせいで全てが終わってしまわないように、危機管理はしておいてくれ、という話だ
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はっ、はっ……はくしょん!はぁ……あ、これか?これはっ、そのっ、私の部屋のシャワーが壊れていたようで、頭から冷水をかかってしまい……なぜサーヴァントになってまで風邪など……あっ、コホン、コホン!いや、違う。これはだな、ああそう、女神の力をより効率的に使うための禊を行ったのだ。それだけだ。……本当だぞ
はっ、はっ……はくしょん!はぁ……あ、これか?これはっ、そのっ、私の部屋のシャワーが壊れていたようで、頭から冷水をかかってしまい……なぜサーヴァントになってまで風邪など……あっ、コホン、コホン!いや、違う。これはだな、ああそう、女神の力をより効率的に使うための禊を行ったのだ。それだけだ。……本当だぞ
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36
(物が落ちる音)ぐっ……ぁ……!何を見ているマスター?なに?私が、足の小指を箪笥に?何を言っているのか全く分からないな。幻覚でも、見たのではないか?
(物が落ちる音)ぐっ……ぁ……!何を見ているマスター?なに?私が、足の小指を箪笥に?何を言っているのか全く分からないな。幻覚でも、見たのではないか?
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私のように不安定なものをここまで重く用いるとは……戦力的には間違っているかもしれない。それに関しては、私は怒る。私は、貴殿の抵抗運動を勝利させるためにここにいる者だからか、リソースの無駄は見過ごせない。だが……個人的には、ただのラクシュミー・バーイーとしては……とても、感謝している。それはきっと、私の自己評価以上に、お前が私を信じてくれたということなのだろうから。ありがとう、マスター。私は、幸運だ
私のように不安定なものをここまで重く用いるとは……戦力的には間違っているかもしれない。それに関しては、私は怒る。私は、貴殿の抵抗運動を勝利させるためにここにいる者だからか、リソースの無駄は見過ごせない。だが……個人的には、ただのラクシュミー・バーイーとしては……とても、感謝している。それはきっと、私の自己評価以上に、お前が私を信じてくれたということなのだろうから。ありがとう、マスター。私は、幸運だ
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王妃という立場上、生前の私は、皆を率いる側だった訳だが……誰かに指揮されて戦うというのも、なかなか新鮮な感覚だな。勉強になる
王妃という立場上、生前の私は、皆を率いる側だった訳だが……誰かに指揮されて戦うというのも、なかなか新鮮な感覚だな。勉強になる
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私はただ、小さな国と民を守るために戦った王妃に過ぎないが、貴殿はこの地球、人類すべてを救おうとしているのだな。私の戦いなどより、遥かに大きな反乱だ。指揮官として不足はないさ
私はただ、小さな国と民を守るために戦った王妃に過ぎないが、貴殿はこの地球、人類すべてを救おうとしているのだな。私の戦いなどより、遥かに大きな反乱だ。指揮官として不足はないさ
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ふむ……あそこにいる彼女は、なにやら不思議な親近感を覚えるな。なに? フランス人で、イギリスと戦った? ──そうかそうか。気が合いそうだ
ふむ……あそこにいる彼女は、なにやら不思議な親近感を覚えるな。なに? フランス人で、イギリスと戦った? ──そうかそうか。気が合いそうだ
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確かに私は、イギリス人たちと戦った。とはいえ、彼ら個人に恨みがあるわけではないさ。顔を合わせるなり斬りかかっていくようなことはないから、安心してくれ
確かに私は、イギリス人たちと戦った。とはいえ、彼ら個人に恨みがあるわけではないさ。顔を合わせるなり斬りかかっていくようなことはないから、安心してくれ
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インドの神もここにはいるようだな。私の中にいる女神にもう少し意識というものがあれば、積もる話もできたのかもしれないが。……結局のところ、私は彼女たちとは違うということだ
インドの神もここにはいるようだな。私の中にいる女神にもう少し意識というものがあれば、積もる話もできたのかもしれないが。……結局のところ、私は彼女たちとは違うということだ
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好きなもの? 我が祖国と、そこに住まう民の笑顔に決まっているだろう。機会があれば、貴殿にもジャーンシーに足を運んでもらいたいものだ。いいところだぞ?
好きなもの? 我が祖国と、そこに住まう民の笑顔に決まっているだろう。機会があれば、貴殿にもジャーンシーに足を運んでもらいたいものだ。いいところだぞ?
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聖杯か……。過ぎたる力は身を滅ぼす。その真理はわかっているが……もし、その力にすがるより他に、国と民を守る方法が無いというのであれば──私は、それを使ってしまうかもしれないな……
聖杯か……。過ぎたる力は身を滅ぼす。その真理はわかっているが……もし、その力にすがるより他に、国と民を守る方法が無いというのであれば──私は、それを使ってしまうかもしれないな……
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む、この時期特有の何かが起こっているようだな。動くべき時に動かねば、取り返しのつかないことになりかねない。迅速な判断を求めるぞ、マスター
む、この時期特有の何かが起こっているようだな。動くべき時に動かねば、取り返しのつかないことになりかねない。迅速な判断を求めるぞ、マスター
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なに?今日は貴殿の誕生日なのか。勿論、それは祝福を与えられるべきことだ。戦いの中だからこそ、そのような生の喜びを忘れてはならないのだと思う。おめでとう、マスター
なに?今日は貴殿の誕生日なのか。勿論、それは祝福を与えられるべきことだ。戦いの中だからこそ、そのような生の喜びを忘れてはならないのだと思う。おめでとう、マスター