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魔神ラーヴァナを討ったこの一撃。耐えれば名誉、屈伏には破滅。汝はどちらに立つ身だ? ──行くぞ! 『羅刹を穿つ不滅』!!
魔神ラーヴァナを討ったこの一撃。耐えれば名誉、屈伏には破滅。汝はどちらに立つ身だ? ──行くぞ! 『羅刹を穿つ不滅』!!
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月輪の剣、必滅の矢。すなわち『羅刹を穿つ不滅』。この一撃を、我が妻シータに捧ぐ。──いっけえぇぇぇぇっ!!
月輪の剣、必滅の矢。すなわち『羅刹を穿つ不滅』。この一撃を、我が妻シータに捧ぐ。──いっけえぇぇぇぇっ!!
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マスター! ぼ──ああいや余だ。余に、何か用か? ……今、僕と言いかけていただと? 気のせいである! 大変に気のせいである。……余は、王だからな。一人称には気を付けねばならんのだ
マスター! ぼ──ああいや余だ。余に、何か用か? ……今、僕と言いかけていただと? 気のせいである! 大変に気のせいである。……余は、王だからな。一人称には気を付けねばならんのだ
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いいか? 余はこう見えても、天寿を全うした王なのだ!だから子ども扱いするでない。……ええい、もう……!
いいか? 余はこう見えても、天寿を全うした王なのだ!だから子ども扱いするでない。……ええい、もう……!
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わかった。余の負けだ……。確かに、子供のようなものだな、余は……うん。だから、余を導いてくれ。マスターの言葉であれば信じられるし、命を賭ける……。行こう!
わかった。余の負けだ……。確かに、子供のようなものだな、余は……うん。だから、余を導いてくれ。マスターの言葉であれば信じられるし、命を賭ける……。行こう!
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ふっ……マスターとも、長い付き合いになったな。永遠などないが、旅はまだ続き、思い出も残り続ける。汝が健やかに生きることを、余は──僕は、願っているぞ。さあ、行こう!
ふっ……マスターとも、長い付き合いになったな。永遠などないが、旅はまだ続き、思い出も残り続ける。汝が健やかに生きることを、余は──僕は、願っているぞ。さあ、行こう!
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余はサーヴァントであり、汝がマスターだ。しかし、余は汝に平伏することはない。当然であろう? それが世の節理というものだ
余はサーヴァントであり、汝がマスターだ。しかし、余は汝に平伏することはない。当然であろう? それが世の節理というものだ
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マスター、汝は正義か? 余は邪悪を憎む。勿論、この思想が危険であることは承知。だが、それでも人は正義を謳うべきなのだ
マスター、汝は正義か? 余は邪悪を憎む。勿論、この思想が危険であることは承知。だが、それでも人は正義を謳うべきなのだ
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彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!
彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!
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パールヴァティー様……!? なるほど、そういう事情がおありでしたか……。人の身では、何かと不自由でしょう。どうぞ、何かあれば遠慮なく我らにおたよりください
パールヴァティー様……!? なるほど、そういう事情がおありでしたか……。人の身では、何かと不自由でしょう。どうぞ、何かあれば遠慮なく我らにおたよりください
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ガネーシャ様……? いや、何か違う気がする。像ではないし……いや、象なのか……? 全くもってわからん!
ガネーシャ様……? いや、何か違う気がする。像ではないし……いや、象なのか……? 全くもってわからん!
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おお、アルジュナか。あ、いや、異聞帯の汝には、全く苦労をさせられたようだ。はは、やはり汝は人間として戦う方がよい。せっかくだ、マスターと共にバナナでも食べに行くぞ!ついてこい!
おお、アルジュナか。あ、いや、異聞帯の汝には、全く苦労をさせられたようだ。はは、やはり汝は人間として戦う方がよい。せっかくだ、マスターと共にバナナでも食べに行くぞ!ついてこい!
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カルナ!あの異聞帯において、汝の尽力がなければ、我らはマスター共々全滅していたと聞く。無論ここに居る汝ではないのだが……感謝は伝えなければな。王としての礼儀だ!
カルナ!あの異聞帯において、汝の尽力がなければ、我らはマスター共々全滅していたと聞く。無論ここに居る汝ではないのだが……感謝は伝えなければな。王としての礼儀だ!
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堕落は厭うべきもの。しかし、何より忌み嫌うのは、かつて愛する妻の不貞を疑ってしまった己自身だ。たまに、己を絞め殺したくなる……
堕落は厭うべきもの。しかし、何より忌み嫌うのは、かつて愛する妻の不貞を疑ってしまった己自身だ。たまに、己を絞め殺したくなる……
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