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天鼓、音有り。雷の如きも雷に非ず! 天狗、状大流星の如し! 『六韜三略・魔王尊大羽扇』!! うふふふふ、うははははは!
天鼓、音有り。雷の如きも雷に非ず! 天狗、状大流星の如し! 『六韜三略・魔王尊大羽扇』!! うふふふふ、うははははは!
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無道心ゆえ往生ならず! 我らが発つは魔界なれば! いざ、『六韜三略・魔王尊大羽扇』!! これこれ! こうでなくてはなぁ~っ!
無道心ゆえ往生ならず! 我らが発つは魔界なれば! いざ、『六韜三略・魔王尊大羽扇』!! これこれ! こうでなくてはなぁ~っ!
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では、ひとごこちついたところで……改めて自己紹介なぞしてみるかの。コホン。僕こそは鬼一法眼!天下万世の師にして、大天ぐ……いやこのあたりはもうちょっと後に取っておくことにする。まあなんだアレだ、ヨロシク!
では、ひとごこちついたところで……改めて自己紹介なぞしてみるかの。コホン。僕こそは鬼一法眼!天下万世の師にして、大天ぐ……いやこのあたりはもうちょっと後に取っておくことにする。まあなんだアレだ、ヨロシク!
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鬼一法眼、アサシンクラスにて現界である!僕はランサーがよかったけど、何はともあれ、天晴れ、天晴れ!……などと、召喚されたてサーヴァントが如き真似をしてみたぞ。ふふん。今後ともよろしく頼む。
鬼一法眼、アサシンクラスにて現界である!僕はランサーがよかったけど、何はともあれ、天晴れ、天晴れ!……などと、召喚されたてサーヴァントが如き真似をしてみたぞ。ふふん。今後ともよろしく頼む。
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霊基……再臨! ……おやぁ~? 姿が変わるという触れ込みだったような……。一向に変わらん! ……なに? 僕の場合は変わらない? そうなの?
霊基……再臨! ……おやぁ~? 姿が変わるという触れ込みだったような……。一向に変わらん! ……なに? 僕の場合は変わらない? そうなの?
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長々とまあ、付き合ってくれたもの。心がけが良いではないか、お前。うり、うり! 褒美に何かくれてやろうか、どうしようかぁ、うぅ~む! ……お前。欲しいものは、あるか?
長々とまあ、付き合ってくれたもの。心がけが良いではないか、お前。うり、うり! 褒美に何かくれてやろうか、どうしようかぁ、うぅ~む! ……お前。欲しいものは、あるか?
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お前……ああいや、何でもない。それより一献どうだ? ……何、年齢が? 年齢が何だというのだ! どうせ命ある者は死ぬ。生きているなら生きよ! 笑い、泣き、食い、飲め! ふっふふふ、あっははははは!
お前……ああいや、何でもない。それより一献どうだ? ……何、年齢が? 年齢が何だというのだ! どうせ命ある者は死ぬ。生きているなら生きよ! 笑い、泣き、食い、飲め! ふっふふふ、あっははははは!
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一献どうだ、マスター! ……何、年齢が? 西暦がどうなってるか分からないからやめておく……? そうか……ふむ──では、饅頭をやろう。ほれ!
一献どうだ、マスター! ……何、年齢が? 西暦がどうなってるか分からないからやめておく……? そうか……ふむ──では、饅頭をやろう。ほれ!
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山へ行くか?無論、鍛えにだ。最低百度は往復してもらう。絶対に。うむ、一度もまかりならん。何故って、そりゃそうであろうが。弟子を鍛えるは、当然至極
山へ行くか?無論、鍛えにだ。最低百度は往復してもらう。絶対に。うむ、一度もまかりならん。何故って、そりゃそうであろうが。弟子を鍛えるは、当然至極
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ふむ、ふむ。こうも僕を連れ歩いて、挫けるでもなく呆けるでもなく、けろりとしている。お前、なかなかに性根が据わっているな。そうかそうか。どうしたものかのう……ううむぅ
ふむ、ふむ。こうも僕を連れ歩いて、挫けるでもなく呆けるでもなく、けろりとしている。お前、なかなかに性根が据わっているな。そうかそうか。どうしたものかのう……ううむぅ
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よし、決めた! お前、僕のところの子にならんか? いや、なれ! 養子だ、養子! ……何? それはちょっとぉ? 何だ、そうか……そういうことか。おませさん、めっ! ならば良い。僕の嫁になるが良い。……何を驚く? 人だろうが天狗だろうが鬼だろうが怪異だろうが男だろうが女だろうが、こ・ま・か・き・こ・と! 僕は、お前という生き物に興味を持った。ならば縁を結ぶまでよ
よし、決めた! お前、僕のところの子にならんか? いや、なれ! 養子だ、養子! ……何? それはちょっとぉ? 何だ、そうか……そういうことか。おませさん、めっ! ならば良い。僕の嫁になるが良い。……何を驚く? 人だろうが天狗だろうが鬼だろうが怪異だろうが男だろうが女だろうが、こ・ま・か・き・こ・と! 僕は、お前という生き物に興味を持った。ならば縁を結ぶまでよ
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何者かに使われるというのも、なかなかに面白い。なに、思うさまやるがいい。采配を間違えたなら、サーヴァントではなく、師としてお前を叱ってやるさ
何者かに使われるというのも、なかなかに面白い。なに、思うさまやるがいい。采配を間違えたなら、サーヴァントではなく、師としてお前を叱ってやるさ
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やっほ~、遮那王元気ぃ? 僕じゃよ僕、僕じゃよ遮那王。お前……僕から太刀やら薙刀やら何から何まで習っておきながら、僕の娘をたぶらかして『六韜』勝手に読んだじゃろ? ……いや、いいや言ってない。僕は絶対読んでいいよとか言ってない! さあさあ、観念せい遮那王! 僕は別に怒ることもないが、湛海坊と我が娘幸寿前の無念、晴らさでおくべきか!
やっほ~、遮那王元気ぃ? 僕じゃよ僕、僕じゃよ遮那王。お前……僕から太刀やら薙刀やら何から何まで習っておきながら、僕の娘をたぶらかして『六韜』勝手に読んだじゃろ? ……いや、いいや言ってない。僕は絶対読んでいいよとか言ってない! さあさあ、観念せい遮那王! 僕は別に怒ることもないが、湛海坊と我が娘幸寿前の無念、晴らさでおくべきか!
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そこな騎士、お前だお前。聖剣使い。お前、稀人だな?ふぅむ……奇妙な道を歩むものがいるものだ。……そうかぁ
そこな騎士、お前だお前。聖剣使い。お前、稀人だな?ふぅむ……奇妙な道を歩むものがいるものだ。……そうかぁ
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花の魔術師──ああ、実に久方ぶりだ!以前に相まみえたのは、確かそう──あむっ、なんだ、何故僕の口を、んぐぐ!
花の魔術師──ああ、実に久方ぶりだ!以前に相まみえたのは、確かそう──あむっ、なんだ、何故僕の口を、んぐぐ!
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ん?確かに僕は魔王尊だが……、正確には分霊のようなもの。言わば天狗としての化身というべきか。……何?サナト・クマラそのものであるかと期待した?あっはははは!
ん?確かに僕は魔王尊だが……、正確には分霊のようなもの。言わば天狗としての化身というべきか。……何?サナト・クマラそのものであるかと期待した?あっはははは!
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おう!スカサハ殿!お前は西の師匠、僕は東の師匠。そういうことで一つ、どうだ?……三蔵法師?仏道はまた別腹だな!
おう!スカサハ殿!お前は西の師匠、僕は東の師匠。そういうことで一つ、どうだ?……三蔵法師?仏道はまた別腹だな!
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めでたい!めでたい!……ふっふふふ、知っているぞ。お前の生まれた日だ。ハレの日なれば、ご馳走と相場が決まっているな。ならば、僕手ずから、大天狗御膳をふるまってくれようぞ!なぁに案ずるな。……ふっふふふ……案ずるな
めでたい!めでたい!……ふっふふふ、知っているぞ。お前の生まれた日だ。ハレの日なれば、ご馳走と相場が決まっているな。ならば、僕手ずから、大天狗御膳をふるまってくれようぞ!なぁに案ずるな。……ふっふふふ……案ずるな
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やあやあよく来た!ここは特設交換所というものだ。大丈夫、スカサハ殿から仔細を聞き及んでいるゆえ、心配は無用だぞ
やあやあよく来た!ここは特設交換所というものだ。大丈夫、スカサハ殿から仔細を聞き及んでいるゆえ、心配は無用だぞ
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来たな!特設交換所へようこそ。ここには特別な品をいろいろと用意している、いずれも僕の蔵から持ち出したとっておきだ!遠慮なく交換していくと良い
来たな!特設交換所へようこそ。ここには特別な品をいろいろと用意している、いずれも僕の蔵から持ち出したとっておきだ!遠慮なく交換していくと良い
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うん、何とも味わいがある。人の祭りと、その終わりを思い出す。ずらりと並ぶ露店、賑わう人の群れ、そしていざ祭りを終えて……打って変わった静けさの中、後片付けに勤しむ幾らかの人々。そういうものとしか認識してなかったが……なるほど。いざ当事者となると、こういう……うん。些か、寂しいものだな……
うん、何とも味わいがある。人の祭りと、その終わりを思い出す。ずらりと並ぶ露店、賑わう人の群れ、そしていざ祭りを終えて……打って変わった静けさの中、後片付けに勤しむ幾らかの人々。そういうものとしか認識してなかったが……なるほど。いざ当事者となると、こういう……うん。些か、寂しいものだな……
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忘れ物か? そうではあるまい。うふふふ……お前、僕の顔を見に来たな? 佳い佳い、偶には甘えたくなる時もあるだろう。偶には……そう。極偶には、弟子を甘やかすのも師の務め。好きなだけゆっくりしていきなさい
忘れ物か? そうではあるまい。うふふふ……お前、僕の顔を見に来たな? 佳い佳い、偶には甘えたくなる時もあるだろう。偶には……そう。極偶には、弟子を甘やかすのも師の務め。好きなだけゆっくりしていきなさい