これは正義の戦いです。さあ、行こう！

よろしい。正義の刃の元、我らは貴方たちを断罪する！

これはどうです？

ハハハハ！ いいでしょう！

参りましょう。

任されよ。

はっ。

今こそ進軍の時！

突撃！

私に続きなさい！

これだっ！

旗の元へと集え、精鋭たちよ！

『神聖たる旗に集いて吼えよ（セイント・ウォーオーダー）』！

しまった……！

くっ！

ここまでか……ジャンヌ……

申し訳ありません。どうか撤退を……！

戦いは虚しい。平和な世が訪れますように……

勝利とて、その裏にある犠牲者の数を思えば……虚しいものです。

セイバー、ジル・ド・レェ、参上いたしまして御座います。

ハハハハ！ まだまだいけそうですぞ。

くっ……この力は……今の私に扱えるだろうか……？

この力は…… いえ、なんでもありません……

嗚呼、ジャンヌ！ お許しを……私は憎い……全てが……何もかも……！

私の行く道は……一体どちらが正しいのか……いや……マスター、私は貴方に剣を捧げるのだ。それだけだ。それだけ……

ハハッ！ 何かご用でも？

おやおや、子供のようですな。

どうしました？

聖女について？ ああ、語っても問題無いですが……三時間ほど暇はおありですか？

私はいつか地獄に堕ちる。されどこの時ばかりは光の側で戦いましょう。燃え尽きるまで！

そろそろ戦いに赴かねば。平和が悪いとは言いませんが……

私は神と、聖女と、マスターに仕える者です。

マスター、どうか一つだけ。私が壊れた暁には、その令呪で命を奪ってください。

子供達は好きですとも。彼等の笑顔こそ、我等の支えです。

うぅむ……嫌いなもの、ですか……。これは答えぬほうがよいでしょう。答えれば、私は地獄に堕ちる……

聖杯に奇跡を求めるのはおかしい事でしょうか？ とある少女を救うという奇跡を。

何か騒いでいるようですな……行ってみますか？

おや、マスターの誕生日とは。おめでとうございます。