メアリー「フルスロットルで行くよ」アン「いいですわよメアリー、援護は任せてくださいませ」

メアリー「さぁて……略奪の始まりだ」アン「うふふ、競争ですわね」

アン「こちらを使わせていただきます」

メアリー「うん、これだね。うんうん」

メアリー「わかった」

メアリー「うん」

メアリー「はぁい」

メアリー「よし、やっちゃうね」

メアリー「行くよ」

メアリー「はっ」

メアリー「よし」

二人「舐めるなよ、海賊を！」

メアリー「僕から行くよ。そらそらそらっ！……アン、後はお願い！」アン「はーいっ、それでは狙い撃ちますわよ……シュート！」

アン「やだ、メアリー！！」

メアリー「くっ」

メアリー「ごめん、アン……」アン「だめ、死なないで……！」

メアリー「ここまでか……くっ」アン「私達、頑張りました……よね？」

メアリー「ざっとこんなもんだね」アン「うふふ、これこそ海賊ですね」

メアリー「ふぅ、危ない危ない」アン「大丈夫？　ケガはありませんか？」

メアリー「ビックリした？　僕達は二人でサーヴァントなんだ」アン「彼女はメアリー・リード、私はアン・ボニー。宜しくお願い致しますね」

メアリー「うん。強くなった」

アン「そうそう。こういう感じこういう感じ」

メアリー「すごくなったみたいだね」

アン「ほぼパーフェクトですね。気持ちいいですわ」

メアリー「うん、今の僕たちなら七海だって支配出来るよ」アン「あら、大きく出ましたわね、でも同意です。うふふ」

メアリー「どうしたの？　僕に何か用？」

アン「かまって差し上げますわよ、うふふ」

メアリー「もう、からかわないでよマスター！もう～！」

アン「触りたいのですか？困ったお方ですわね。もう」

メアリー「いいよ……」アン「仕方ありません、まとめて抱きしめて差し上げます。今夜はこのまま眠りましょう」

メアリー「冒険が僕達を待っているみたいだけど……！」

メアリー「僕達は自由を愛する海賊だからね。でも、マスターは大事だよ」

アン「あらやだ。マスターだからって、変な事しないでくださいまし」

メアリー「毎日、楽しいかな。……海賊って、そういうものだし」

メアリー「束縛は嫌いだよ。マスターは、僕を縛る……？」

アン「聖杯……いいですわね。宝の地図が有りっ丈欲しい、というのは我儘でしょうか？」

アン「お宝の匂いがしますね。参りましょう」

メアリー「誕生日かい？　おめでとう」アン「宜しければ、接吻いたしましょうか？」