早寝早起きは体に良いね～

帽子が飛んじゃうよ！

ふぅ～気持ちいい～

わぁ！雪だ！

お客さんが一人、二人、三人・・・

雷だよ！気をつけて！

うう・・・めんどくさいなあ～

堂主の私に何か用かな？あれ、知らなかった？私が往生堂七十七代目堂主、胡桃だよ！でもあなた、ッヤのある髪に健康そうな体してる・・・そっか！仕事以外で私に用があるって事だね？

路地裏に潜む漆黒の詩人とは私のことよ！往生堂の仕事は別に難しくも怖くもない。すこーし面倒なだけ。私たちを見かけたら怖がる人がいるからなんだか悲しいな～…！もう…そんじゃないのに…！私は往生堂77代目堂主。おじいちゃんが75代目よ。私が初めて引き受けた仕事は…おじいちゃんの葬儀だったの。ん…？意外だった…？知らないうちに…何年もやって来た。

私たち往生堂には、二つの世界の人を満足させる責任がある。だから、依頼を受けたら必ず最後までやり遂げるの。

雲一つない空と、月光に満ちた夜空！こんな絶景、詩を作るにはぴったりね！

ヒルチャール のお兄さんが病気になった・・・ヒルチャール のお兄さんが看病して・・・ヒルチャール のお兄さんが薬を飲んでも治らない・・・

胡桃の「ふ」はおふざけの「ふ」、胡桃の「た」はぐーたらの「た」！・・・え、面白くない？

眠いの？じゃあ先に休んで、私はもう少し起きてるから。

陰気な場所に月光が差し込むことで生える花があるの。見たことない？じゃあ、今度見せてあげるね。