冷静に！ ……冷静に行くぞっ！

落ち着けえぃ！ ……我々には、知恵があるっ！

これだ……！

むんぬぁ！

お任せを

ゆくぞっ！

はい

これがぁ……スパルタどぅぁあ！！

むりゃぁっ！

ほうるぁ！

ぬぅああぁおっ！

滾ってきたぞぉぉっ！！

『炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)』ァァァッ！！

どぅぅぁあああーーーしっ！！

むぁだまだぁっ！

ここまでか……ご武運を、マスターッ……！

計算違いか……申し訳ありませ、ごはっ

ぬんっ！ はっ！ とぅあーっ！ ……ふっ

計算通りの勝利です！ ……本当ですよ

サーヴァント、ランサー！ スパルタ王、レオニダス！ ここに推参！

ふぅー……計算が、上手くいったようです

おおっほぅほぅほぅ……これは、肉が！

肉が！ 強くなったようですな

素晴らしい！ やはり肉！ そして計算！ それが全てですな！

完璧だ……これなら300人でも勝てるだろう。頭脳は使わねばならないだろうが……

おやぁ？ 筋肉がお好きで？

この筋肉が欲しいのならば……ひたすら、トレーニングですぞ

マスター、あなたにはスパルタの素質がある！ あぁいや、別に脳みそまで筋肉だ、と言っているのではなくて……いや事実、スパルタはそうなのですが……

私が王に、いや優れた指揮者になった理由？ 簡単です。スパルタには私以外に、計算の出来る男が居なかったからですよ

では我がマスターよ！ 共に筋肉を邁進しましょう。まずは！ 裸で豹と戦うのです！！

マスター！ そろそろ鍛えに行きませんと！

私はかつて王でしたが、今はあなたに仕えるサーヴァント、中々興味深い状態です

確かにあなたはマスターですが、私は納得のいかないことは絶対に拒否します

数学はいい……計算が正しかった時の満ち足りた気分

全く！ スパルタ兵達は脳筋で困る！ 私がいなければ、どうなっていたことか……

聖杯の運用ですか？ 歴史の逆転に興味はありませんが、もしも……の世界を、見てみたくはありますね

ふふふふ、マスター！ 私の計算が確かならば何か起きているようですよ

マスター！ 今日が生誕なさった日とのこと。おめでとうございます