こちらの戦闘態勢は完全である。来い

武に生きる者故に、覚悟はある。猛るぞ、マスター！

確認。これより迎撃を開始する

能力使用。竜の智慧、尽きることなし

敵味方、識別確認。発動

了解

承諾した

応

委細承知。宝具起動

展開準備

ハッ！

セイッ！

甘い

けぇぇぇいっ！

ぬんっ！

沈め

瞬殺させてもらう！

その命、絶たせてもらう

魔剣、完了。貴殿の矜持、見せてもらおう…！此れなるは破滅の黎明！『壊劫の天輪（ベルヴェルク・グラム）』！

絶技用意。太陽の魔剣よ、その身で破壊を巻き起こせ！『壊劫の天輪（ベルヴェルク・グラム）』！

耐えなければ……！

ぐっ！

ぬうぅぅぅぅぅぅ！

不覚……いや、当方が弱かっただけのこと。さらば

無念……ブリュン、ヒルデ……

感謝。貴殿と魂の削りあいをできたことを、嬉しく思う

よし。マスター、無事で何よりだ

サーヴァント、セイバー。我が真名をシグルド。貴殿がマスターか？　どうか指示を。速やかなる遂行を約束しよう

報告。一つ強くなったようだ

成程。これが霊基の再臨か。悪くない感覚だ。足りなかったものが満ちていく気がする

これでは姿は変わらずか……成程

これが最終形態か。全力を繰りだせる、というのは心地が良い。力を注いでくれたこと、心より感謝

報告する。マスター、ここが当方の到達点だ。何もかもが霧に包まれたような現状で、貴殿こそが我が光である。その導きに従おう、マスター

当方に用事はない。お騒がせした

了解。何かあるのであれば伺おう。当方が役に立つ状況であることを期待する

マスターか。こちらに差し迫った案件はない。無駄話であれ何であれ、喜んで付き合おう

マスター、改めて告げよう。この剣は、この体は、全て貴殿の赴くままに使用してかまわない。貴殿はそれに相応しい人物だ。悪用することは決してないだろう

マスター、当方が捧げるべきものはあまりに少ない。何もかも捧げても、この大恩にはまだ足りぬだろう。ならば、残るは我が命しかない。それを捧げ、最大の忠誠をここに誓おう

提案。旅に出るべきではないだろうか

貴殿がマスター。当方がサーヴァント。そこに何かが介在する余地はない

貴殿がマスター。当方がサーヴァント。そこに何かが介在する余地はない……と思っていたのだが。……そういうものでもないようだ

貴殿が悪を誇るならば、当方は善を誇り、それを拒絶する

貴殿が悪でない以上、当方が異を唱えることはない。……安心してほしい、いつでも味方だ

ジークフリート……同一にして異なる存在か。彼の頑丈さが、当方には少し羨ましいものだ。しかし、決して戦いにおいて引けは取らないつもりだ

ブリュンヒルデ、か……彼女は殺意をもって愛を証明しようとする。それは嬉しいが、生憎と死んでしまえば当方の愛が証明できない。当方は生存し、尚且つ愛を証明せねばならない。難しいものだな……

私の他にも叡智の結晶を身に着けた者がいるのか。成程、よい

ほう……魔剣使い。当方も魔剣を所持する者。皆も魔に呑まれぬよう、気を付けよう

聖剣使い……いかなる場所でもあの剣たちの光は輝き続けるのだろう。しかし、我が魔剣は全てを焼き尽くす太陽の魔剣。比べてみるのも一興か

グリームヒルドの姦計にも、スルトの悪辣にも、当方は無力だった。だが三度目は無い。当方は決して惑わされん…！

この眼鏡が戦闘中に壊れないか……と？安心してほしいマスター。これは叡智の結晶。即ち、私が知恵を失った獣にならない限り、このレンズは輝き続ける……！

宜しい。マスターの為ならば、この叡智を最大活用させてもらおう……！メガネキラァァン!!……ただの気合いの掛け声である……気にしにないで欲しい

そちらで雪が降っているなら教えてくれ。生まれのせいか、私は雪景色を好む

嫌い、というわけではないのだが……小動物は、あれで意外と辛口だ。用心した方がいい

貴殿が望むなら、それを与えるべく最大の努力を払おう

不穏な、あるいは騒々しい空気がある。当方としては調査を進言する

マスター。貴殿の誕生日と伺っている。心よりの感謝を。貴方が生まれたからこそ、こうして巡り会えたのだ。それこそが、私にとって最大の報酬である

敵味方識別解除。全て殺す

ハッ！

しっ！

甘い！

ふん！

砕けろ！人理の英霊ども！

魔剣疑似展開。我が炎、太陽を簒奪せり！『壊劫の天輪（ベルヴェルク・グラム）』！

耐えなければ……！

ふん……

この程度か？

馬鹿な……馬鹿な……！人間ッッッ！！