フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド――参る！

悪く思うな、全力で行かせてもらう

では、お相手仕（つかまつ）ろう

これでどうだ

よし

いいだろう

これだ

我が絶技をお見せしよう

宝具を開帳しよう

とぅ！

せやっ！

まだ終わりではない！

穿て！『破魔の紅薔薇（ゲイ・ジャルグ）』！　『必滅の黄薔薇（ゲイ・ボウ）』！

ぐはあっ！

ぐっ

無念……

ここまでか……マスター、どうか……！

我がマスターにこの勝利を捧げよう！

二度目の生を、恥で晒す訳にもいくまい

フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド・オディナ。推参致しました。これより貴方に仕えるサーヴァントとなります

うむ、なかなかいい具合だ

うむ、更なる力を手に入れられそうだ

これは……！

問題ない。行くぞ！

感謝いたします、マスター。貴方の信頼に応えられるよう、全力を尽くしましょう

おや？ マスター、どうしました？

我が生に悔いは無い。しかし……いえ、どうでもいい事です

私の望みは贅沢かもしれません。しかし、それでも私は騎士としての誉（ほま）れに殉じたい

マスター……貴方は私を正しく扱ってくれた。心より感謝します

貴方というマスターに仕えられた事を、誇りに思っています。この二槍はどんな相手に振るわれようと、輝きを失う事はありません

マスター、そろそろ旅の時間だ

貴方に仕える事、望外の喜びです

私はただ、忠実に仕えるだけです。何があろうと……

おや、あれは……なるほど、此度は味方か。誉れも高き騎士王の剣、頼りにしよう

せ、征服王……なのか？お、お前は……いったい何がどうなったら十年後にああなるのだ？

なんと、我が王フィン・マックールよ！此度もまた共に戦えるとは、光栄の至りです。ところで、まさかお妃さまも……いえ、何でもありません

友情はいいものです。決してなくならない――素晴らしいものです

嫌いなもの……猪は死ぬほど嫌いですね。それから……いえ、何でもありません

聖杯にかける望みなどございません。私はただ、貴方に仕えるのみ

おや……？　何か予感がします

マスター、本日はあなたの誕生日でしょう？こちらをどうぞ、先ほど摘んだ花です