王家の百合に私は誓う、勝利を！

誇りある戦いを、私は望みたい——

いくぞ！

大丈夫、私なら出来るさ——

あぁ。

そうか。

了解。

我が誇りにかけて——

はぁっ！

えい！

そこだ！

君の動きがよく見えるよ——

王家の百合よ、永遠なれ。『百合の花咲く豪華絢爛（フルール・ド・リス）』！

きゃ……ああっ！

がっ

しばし暇を……

マリー様……

休む暇はない。先を急ごう。

この勝利は、フランス王家の勝利でもある！

私はシュヴァリエ・デオン。フランス王家と君とを守る——白百合の騎士！

勝利の誓いをここに！

……私は変わる。より強く、より可憐に！

誇りと愛と、誓いを新たに！

白百合の如くありたい——君のそばで。いつまでも……私は……

ありがとう。ヴィヴ・ラ・フランス——君と共に。

ドレス？昔は着て、Femaleとして舞踏会に出たりした事もあるけれど。剣を携えた今では、どうかな……

色んな事をしたな……冒険。フランス王家の為にね。時には男として、時には女として、色んな所を巡ったよ。

マスター、私のこと……どう思う？どう……見える？男に見えるかい？それとも……女に見えるかい？

私はね、男にも女にもなれるんだ。それが私、シュヴァリエ・デオン・ド・ボーモンさ。

君になら、すでに着ることはなくなった私のドレス姿を見せても構わない。ただし……きっと、ナイショだよ。

いつでも私は君と行くよ。さあ、世界とフランスを救おう。

マスター、君とフランス王家に忠誠を誓うよ。

何でも言ってくれていいよ、マスター。君は私のご主人様だ。

なんだい？ マスター。……ご主人様。

あっ……な、なに？

この姿は私の誇りさ。フランスの騎士、だからね。

誇りと愛を、君に。

君の事は好きだ。本当さ。

笑われるのは……嫌だな……

聖杯に願う望みは一つ。私は……

面白いことが起きているね。私達も行こうじゃないか！

誕生日おめでとう！君が生まれて、君と出会えて、私は本当に嬉しい。