始めましょう、マスター。

死力を尽くして来るがいい。

本気で行きましょう。

決着の時だ……！

お任せを。

いいですね。

はい。

ええ、決着をつけましょう―――

ふっ！

はっ！

やあっ！

叩き斬る！

風よ、舞いあがれ！

束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるが良い、約束された勝利の剣（エクスカリバー）！

この程度で！

ぐっ！

こんな……ところで……

すまない……マスター……

まだまだ未熟ですね。

騎士の誓いは破れない。

問おう。貴方が私のマスターか？

また一つ強くなりましたね。

更に段階が上がったようです。

ともに成長しましょう。

どうでしょうか？ 期待に答えられると良いのですが。

王としての姿は戻れど、私たちの誓いは変わりません。我が聖剣は貴方に預けます。さあ、行きましょう、マスター！

人類を救う戦いです。私たちの責務は何より重いものです、マスター。

なぜ男装していたのか、ですか？ 私の時代では王権はMaleのもの。そもそも、少女の身では何も守れなかったのです。

ですが……そうですね。少しだけ夢に見ることもありました。もし王の剣を抜かなければ、私はどんな人生を送っていたのだろうかと。

マーリンを知っていますか？いたずら好きな大魔術師ですが頼りになる人物です。彼が味方にいれば心強いのですが……

あなたの指示は気持ちがいい。不思議と暖かな気持ちになります。私の剣がいくばくかの力になるのなら、全霊を以てあなたの力になりましょう、マスター。

出陣ですか？ では、お供いたしましょう。

日々修練ですよ、マスター。

サーヴァントはマスターに従うものですが、互いに信頼し合えると良いですね。

英雄王とまで契約するとは大したものです。彼は……その、いろいろと問題のある英霊ですが、その実力は頂点のひとつでしょう。あの言動もそのうち慣れますよ。……まあ、私は慣れませんでしたが。

赤い外套のアーチャー……彼と共に戦う時が来るとは。嬉しくもあり、悲しくもあります。本人がどのような人生を辿ったとしても、あの英霊は、戦い続ける運命にあるのですね……

好きな物？ すみません、あまり思いつきません。

嫌いな物もあまり思いつかなくて……お恥ずかしい……

聖杯探索には思うところがありますが、それも過去のこと。悪しきものであるのなら、正すまでです。

む……これは収穫の予感がします。様子を見に行きましょう。

誕生日おめでとうございます、マスター。良き一日でありますように。