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私は考えないし、感じない。戦い、殺すだけだ。ん……機械のよう、か? ああ。それは正しい認識かもしれないな。
私は考えないし、感じない。戦い、殺すだけだ。ん……機械のよう、か? ああ。それは正しい認識かもしれないな。
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27
考えることも、感じることも、おまえに任せる。私は殺す。物言わぬ機械のように。物思わぬ機械のように。そういう風にできているのだから。私は。
考えることも、感じることも、おまえに任せる。私は殺す。物言わぬ機械のように。物思わぬ機械のように。そういう風にできているのだから。私は。
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アルテラだ。アッティラとは……呼ばないで欲しい。あまり好きな名前ではない。可愛い響きでは……ない、から……
アルテラだ。アッティラとは……呼ばないで欲しい。あまり好きな名前ではない。可愛い響きでは……ない、から……
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29
私は、破壊するだけだ。他のことは何も出来ない。それなのに……この……破壊をもたらす手で、何かを慈しみ、抱きしめてみたいと……思ってしまう。
私は、破壊するだけだ。他のことは何も出来ない。それなのに……この……破壊をもたらす手で、何かを慈しみ、抱きしめてみたいと……思ってしまう。
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ここに居ても良いと、おまえは言うのか? ……そうか。ありがとう。ならば私は、いつまでもおまえに応えよう。破壊以外の事も、出来るように努めたい。
ここに居ても良いと、おまえは言うのか? ……そうか。ありがとう。ならば私は、いつまでもおまえに応えよう。破壊以外の事も、出来るように努めたい。
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何だ? 私の肌に刻まれたコレが珍しいか? これは、この世に生まれ落ちた時から、我が体に刻まれていたものだ。
何だ? 私の肌に刻まれたコレが珍しいか? これは、この世に生まれ落ちた時から、我が体に刻まれていたものだ。
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ふと、可笑しな夢を見る。世界が狭くなり、私は自分の重さでそれを壊してしまう夢だ。まったく、こんな夢を見るから破壊の化身などと呼ばれてしまうのだろうな……
ふと、可笑しな夢を見る。世界が狭くなり、私は自分の重さでそれを壊してしまう夢だ。まったく、こんな夢を見るから破壊の化身などと呼ばれてしまうのだろうな……
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